8日の午後、私のスマホがLINEの着信を知らせました。表示されたリンクをクリックすると、ブラウザに表示されたのは…
なんと!ベガルタがまたなんか始めるとな?
卓球のTリーグは、TikTokをPRパートナー、公認アプリとしているそうですが、TikTokは、正直、どんなものかよくわからず、敬遠していました。
でも、ベガルタが公式アカウントをスタートしたと聞いて、使ってみるかと思いました。
私がInstagramを始めたのも、確かベガルタが公式アカウントを開設した時だったかもしれません。
調べた限りでは、J1のクラブで、他に公式アカウントを運営しているところはないようで(浦和が中断期間限定というのはあったようですが)、他がやらないことにあえて挑戦というのは、なかなかやるなとは思いました。
これも若者対策か
と同時に、TikTokは若い人たちがよく使っているということもあり、あぁそういうことかと思いだしたことがありました。
ベガルタ仙台のホームゲームの料金体系に若干の変更があり、昨シーズンまでは「小中高生」料金だったのが、今シーズンから「U-23」料金になるということです。
昨年の河北新報の記事では、
「クラブの担当者は『高校生が卒業すると、割高になる料金を敬遠して観戦から遠ざかる傾向があった。引き続き足を運んでもらい、サポーターとして定着してほしい』と意図を語る。」(2018.11.23)
とあり、何とか高校生~大学生をつなぎとめておきたいという思惑があるのかなと感じられます。TikTok導入も、その一環なのかも知れませんね。
SNSの使い方としては
ベガルタ仙台が活用しているSNSは、Facebook、YouTube、LINEがあり、これにTikTokが加わる形になりましたが、依然として、Twitterは活用しておりません。このことは、何度かサポーターズカンファレンスでも指摘されています。
クラブ側の回答(昨年のサポーターズカンファレンス議事録より)は、要約すると
- 2015 年を境に世界ではツイッターとインスタグラムのユーザー数が逆転、インスタグラムの方が多い。
- 国内では、1,840 万人がインスタを使用。そのアクティビルアカウント 1,600 万人以上で、約1年間で倍に。インスタの勢いが止まらない。
- ツイッターはアクティブアカウント数は2,800 万人。ただし、一人が複数アカウントを持つケースも多く、信憑性あるか疑問。
- 当クラブは今、インスタグラム・LINE・フェイスブック・オフィシャルホームページで情報展開しており、それぞれの特徴を生かしながら、配信するニュースや方法を変えている。
- ツイッターは少し検討しているが、アクティブアカウント数の変化も見つつ、何でもかんでも手を出す訳にはいかないのが現状。
- インスタグラムのビジュアルでの訴え、言語の壁を越えて伝わる力、世界の時代性も踏まえて考えていきたい。
というもので、映像を重視しながら若者に訴えていくという戦略なのかな?とも考えられます。
しかし、ツイッターも動画や写真は添付できるし、中高生にもユーザーはいるわけで。
この考え方が「ビンゴ!」となるのかどうか、今後の推移に注目してみたいと思います。
ちなみに
私もスマホにTikTokのアプリをダウンロードし、使ってみました。
今のところ、ベガルタがアップしている動画は、キャンプでのトレーニング風景がメインのようです。どうせやるなら、Tリーグのようにもっと攻めて欲しいですね。
選手の魅力や、スタジアムの雰囲気など、アピールする動画をたくさん掲載してほしいです。
今後に期待しましょう!
ベガルタのTikTokに興味を持たれた方は、こちらからどうぞ。